頭痛でお悩みの患者さんの多くが、薬は飲んでいるが効きが悪い、肩凝りと併発する、目がチカチカするなど様々な症状を持っています。頭痛の診断や症状のケアのため、まずは自分がどのタイプの頭痛を持っているのか知っていきましょう。頭痛の原因は様々で、細かくは一次性・二次性と分けられています。このブログでは特に患者数の多い頭痛の種類について紹介していきます。
一般的な症状
頭痛を持つ方の多くが次のような症状に苦しんでいます。
- 頭がしめつけられる様に痛い
- 肩こりとともに頭が痛くなる
- 鎮痛薬が手放せない
- 目の奥が痛む
- 雨の前に頭がガンガンする
頭痛の分類
日本頭痛学会によると、頭痛は大きく2つのカテゴリーに分類されます。
- 一次性頭痛（機能性頭痛）
- 二次性頭痛（症候性頭痛）
一次性頭痛
このタイプは検査をしても異常が見つかりにくい、いわゆる一般的な頭痛です。ここのブログでは、主にこの一次性頭痛について詳しく説明いたします。
二次性頭痛
これは何らかの病気の症状として感じる頭痛で、命に関わる場合もあります。例えば、くも膜下出血、脳腫瘍、脳血管障害などです。これらは直ちに専門医を受診する必要があります。また命に関わらない場合でも、交通事故後での首へのムチ打ちの後遺症として現れることもあります。
このブログではこれらの頭痛については詳しくは触れないものの、日本頭痛学会が定める二次性頭痛の主な症状について触れようと思います。また、ガイドラインには一次性と二次性の違いについて記載はあるものの、見極めはとても難しいものです。今までにない類の頭痛や、軽い頭痛でも言葉が出ないなどの症状を併発している際は直ちにかかりつけ医に相談してください。
頭痛の治療法
頭痛の治療はその原因により様々です。一次性頭痛は薬での治療や運動療法、マッサージなどです。また、生活習慣の根本的改善も必要です。二次性頭痛については、まずは元の病気の治療に専念することが必要です。
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